一般社団法人 障害者・高齢者3Dプリンタ・ファクトリー

Social Goodマーケティング

やってます

What's NEW!

●2023年3月 活動を休止しています。
●2020年12月18日(金)14時~ 「AMオンラインカンファレンス(JAMM-6)」に、ファクトリー代表・三野が登壇しました。 
こどもたちの目を3Dデジタルものづくりに!
3DP業界を挙げたファミリーマーケティング実践事業モデル
「Kids SF Gate(仮称)」プラン発表 https://go.link3d.co/jamm6

2020年10月16日 4DFFコンファレンス2日目にて、「こどもたちの目を3Dデジタルものづくりに!業界を挙げたファミリーマーケティング実践のご提案」のテーマで発表しました。使用したプレゼンテーションを公開致します。

4DFF2020コンファレンス情報は、⇒https://sig4dff.org/conference/2020/



2020年2月、福祉分野とパーソナルファブリケーション分野を日常生活の場から繋ぐ、ネットショップオープンしました。

※2023年3月、受付は休止中


2020/2/2(日) 前日の国際シンポジウムの特別講演「3Dプリントで多様化するQOL-イスラエルIKEAとの実践 –」のスピーカー、Mariana Bendavit / マリアーナ・ベンダビット(NGO Milbat インダストリアルデザイナー)さんが、代表・三野のプレゼンを聞いて「ぜひお話をしたい。聞きたいことがある」ということで、彼女から質問をいくつか受けました。その内容は、このあとメールのやりとりをしたあと、まとめて公開したいと思います。私たちが2013年からやっていることをそのままお話すると、それは素晴らしい!と、称賛したことに、逆に、こちらも驚いたり、嬉しかったり。ご期待ください。この活動をやっている方です→ https://thisables.com/en/

2/2(日)「座談会~IoTとFabと福祉」@Fab Cafe Tokyoにて、代表の三野晃一と、香川から参加した広報・啓発普及担当の武田佳子が、東京エリア活動として報告プレゼンテーションしました。

2/1(土)「IoTとFabと福祉-国際シンポジウム@日本科学未来館」において、カップホルダー試作品を出展しました。


2020年 アクションPLAN


社会的課題解決のためのアクションPLANと実際に売上を獲得し事業として成立させるPLAN

PLAN1:啓発普及
IoTとFabと福祉-東京

2020年2月までの事業を推進しまとめる時期に来ました。
FBページはこちら>>

PLAN2:シェア拡散
メーカー協働事業

2019年の秋から始まったメーカーと障害者を繋ぐ事業、リリースをしながら進める計画

PLAN3:ものづくり
不便改善グッズづくり

ニーズを集めて、3Dプリンタで制作することを生業とすべくアクションを起こします

PLAN4:売上獲得
オリジナル商品製造販売

障がい当事者の3Dモデラーと企画制作した製品を販売すべくアクションを起こします



2019年度活動「不便改善グッズ置きBOX」

東京では社会福祉法人聖労院が運営する特別養護老人ホーム桐ヶ丘やまぶき荘、医療法人社団福啓会・東京訪問歯科センターの協力のもと高齢者施設に、香川では高松市にある脳性マヒ二次障害を考える会の協力のもと当事者の人たちに、島根では島根県立大学人間文化学部の西村健一准教授を中心に雲南市の協力のもとホールでの展示から、そして大阪では高槻市にある自立センター前穂の協力のもと当事者の人たちに、それぞれ「3Dプリンタで不便改善グッズ置きBOX」を設置する予定です。



活動記録:ファクトリーと「IoTとFabと福祉-東京」の2つのFacebookページをご覧ください




2019年、2つ目のイベント「障害のある人の、あしたの仕事づくり」来場ありがとうござました


★企業や個人が3Dプリンターなどのデジタル工作機械を使えるようになってから、新しいものづくりやサービスがひろがっています。そのなかで、障害のある人の新たな仕事をつくることを目的にしたとき、3Dプリンターはどのような可能性があるのでしょうか。本トークイベントはその可能性を探り、深め、実践につなげることを目指しています。

★メイントークには、3Dプリンターメーカ―の2社

■XYZプリンティングジャパン株式会社

■株式会社スリーディー・システムズ・ジャパン

から、ハードウェアやソフトウェアの現況と機能、そして今後どのような社会を目指しているかといった内容を学びます。

★メイントークの次は、福祉現場で実際に仕事化している2つの施設を紹介します。

さいごに、会場の参加者と一緒にフロアディスカッションをおこない、これからの可能性を議論し、次なるアクションにつなげます。



活動記録:2019年度「IoTとFabと福祉」プロジェクトに参加ました


IoTとFabと福祉」とは(プロジェクトWebサイトより引用)
https://iot-fab-fukushi.goodjobcenter.com/

「IoTとFabと福祉」は、一般財団法人たんぽぽの家が主宰し、2017年から日本各地で進めている障害福祉×現代技術の実験的な取り組みです。

技術を活用して、新たなしごと・はたらき方をつくること、心地よい暮らしの環境をつくることを目的に、これからの福祉と技術の関係づくりを進めています。

本サイトは、各地の活動状況を伝え、現場で見えてきた課題や培われた知見をアーカイブしていきます。福祉の現場で技術を活用するまでのプロセスを知り、1歩進めるための窓口機能を担っていきます。

主催: 一般社団法人たんぽぽの家
助成: 日本財団

長崎、福岡、山口、奈良、岐阜、東京で活動しています!



障害者・高齢者3Dプリンタファクトリーが目指す事業モデル

  • 100%オーダーメイドで自助具・補助具的な楽しくて可愛いアクセサリー「不便改善グッズ」を3Dプリンタでつくります。
  • 既存モデルや研究成果データを、「あなただけの1点モノ」のかたちにカスタマイズします。
  • 3Dモデリングをしてデジタルなものづくりをするのは、障害者を中心とした当事者チームです。
  • 日本全国各地から、「そんなことができるんだったら、こんなものをつくって欲しい!」というニーズアイデアを募ります。
  • 自宅でもパソコンやインターネットが好きならできる仕事として「3Dモデリングを覚えてみたい」と希望する当事者の方を探して育成するための教育プログラムを提供します。

 つまり、ファクトリーが目指すのは「自助具的な機能を持った、ひとりひとりの好みを3Dモデリングで付け加える『生活を楽しむアクセサリー』」と言えます。
 2013年の活動当初と比べて、2018年現在では、様々な「福祉とFAB」に関する実験・検証・研究が行われています。ただ、成果が出たあとに、誰が、誰に向かって、いくらで、どのようにしてこの成果を提供し続けるのか、という課題に答えている事業モデルは、まだ出現していないように思われます。
 ファクトリーの取り組みは、この課題に対するひとつのモデルとして「障害者による障害者のための仕事を生み出すFABによる1点ものグッズ制作共同受注センター+外出して教育を受けづらい障害者も受講できる3Dモデリングオンライン教育サービス」づくりというのが、4年間活動を続けて来ての現在地です。


事業モデルを実現させるために必要なこと

  • ファクトリーは資金、人的資源共に不足しています。メンバーは他に職業を持ち、人件費「0」での活動となっています。
  • 本事業モデルを推進する専従人員が1,2人居るだけで、このプロジェクトは強力に育つと推察しています。
  • そこで、本事業モデルを共に推進・協働する企業・研究機関・団体・事業所・施設を探しています。
  • ファクトリーを「支援する」のではなく、「自らの事業としたい」と思っていただけるパートナーを求めています。
  • この事業モデルがさらに深化・進化し、ファクトリーの地元の香川以外の、世界中のどこの地域でもこのモデルが根付くなら、香川のファクトリーが中心である必要はないとも考えています。
  • この試みを、実現させ、ニッチで一般企業が手を永遠に出すことのない産業分野が静かに生まれることを夢見ています。



私たちが実現したい5つのこと



活動資金の寄付を募っています。


100%オーダーメイド自助具・補助具的なアクセサリー「不便改善グッズ」づくりとは?


YYさん「電動車いす操作レバー」づくりを語る
Movie本活動のはじまりともなった事例です。

打合せ・試用ヒアリング

モデリング⇒試作品



武田さん(脳性麻痺二次障害を考える会会長・香川県)の事例


iPadを購入してチャレンジしていた武田さん。タッチパネル用のペンが細くて使い辛い。手の他の部分が当たるなどの不便を改善しました。
3Dプリンタでつくったピンクのマグカップホルダーもお気に入りです!



「ウォーカー(歩行器)のハンドルを握る手がすべって痛い」を改善


ウォーカーのハンドルに、「刀の”つば”のようなものをを付けれないか?」というリクエストにお応えしました。
前側には、イヌ好きな依頼者に合わせてイヌくんと、お名前をモデリングで加えて3Dプリントしました。